ＦＸ取引会社情報

　FX取引においてチャートは重要なツールですが、そのチャートの確認にはメタトレーダーが便利です。メタトレーダー（MT4)とはロシアのメタクォーツ社が開発したFXトレード用ソフトウェアです。世界中の多くのFX業者がMT4を自社のプラットフォームに採用しており、リアルおよびデモ口座で利用でき、デモ口座であれば無料で使用できます。インジケータやテンプレートの活用で、多彩なテクニカルチャート分析利用が可能ですし自動売買にも利用できます。

　私も当然MT４を毎日利用しており、PCに国内国外あわせて５社のMT４をインストールして無料で活用しています。MT４は若干配信サーバが弱いところが多いので、利用中に突然「ビヨ～ン」と鳴って、回線不通！となってチャート停止することが、ままあります。トレードしている最中に見てるチャート停止は非常に困るので、サーバ切り替えても駄目ならすぐ他社のMT４を立ち上げて利用しています。

　以前に、MT4を利用できる会社として　この記事　でアルパリジャパンを紹介しましたが、今回は　フォレックス・ドットコムを紹介してみたいと思います。なお、MT4で自動売買をしている方なら、Alpari　UKと同様　Forex.com　UKをご存知と思いますがUKは今は日本人向け開設は閉め出されてしまいました。

　フォレックス・ドットコム（Japan)は、米国ゲインキャピタル社（NYSE:GCAP）の子会社です。イメージキャラクターとしてゴルゴ１３を採用しており、彼のイラストが表示されたバナー広告を見た人は多いでしょう。同社ではニーズ・取引スタイルに合わせ、３つの取引システムを用意していますがその１つがMT４です。

　同社はWEBサイトで８／７のお知らせで、「メタトレーダー提供会社中　Forex.com　MT4がNO.1の評価！　フォレックス・ドットコムジャパン株式会社は、株式会社GCIキャピタル（本社：東京都千代田区）によって2012年6月に実施された「メタトレーダー4　利用者最新アンケート調査」において、顧客満足度及び提供会社の信頼度の他、イメージ調査での8項目の設問のうち、調査１で4項目、調査2で5項目において対象会社の中で第一位の評価を獲得しました。 」とアピールしています。

　私は実際に口座開設して利用していますが、MT４としてはスプレッドもまずまず狭いですし1000通貨単位から取引が可能、４０種類以上の豊富な通貨ペアを提供ということで利用価値ありだと思います。

　さてこのMT4自体以外で見るといくつか特徴があります。外資が親会社の場合、親会社のシステムを継承していることが多いですが、同社もその傾向があります。

　まずマイアカウントページが親会社と類似で、ログインしてあまりたいしたことができません。困ったことに、通常の国内FX会社であれば、マイページで確定申告用に年間取引報告書などダウンロードできると思いますが、同社はその機能メニューはありません。サポートに確認したのですが、MT４の標準機能－「レポート作成」を使用してくださいと言われました。取引量が多いと不便です。
　また、出金は当然　したいときにマイページで指示入力できますが、ここも海外流で、出金の理由を書かないといけません。


　マイページでこんな感じになってます。↓


　理由記入欄がやたら広いんですが、まあ、私は気にせず、いつも出金理由に　「資金が必要です」とだけ書いて出金してます。問題ありません。

　それから同じく海外流に、口座管理料が必要になる場合があります。これは取引口座残高が10万円以下で、且つ計算基準時点より過去180日間以上取引および保有ポジションのない口座に対して、請求徴収されます。徴収金額　1口座につき月額2,100円（含む消費税）　　残高が2,100円以下の場合は、残高が0円になるまで口座管理料が徴収されます。
　私はしばらく取引しないでこの規定に引っかかりました。ただ徴収前に、フォレックスドットコムのサポートからメールがきて、また電話もあって「このままですと徴収になります」と教えてくれたので親切でした。ちなみにIGマーケッツ証券も同様に口座管理料引かれるしくみがありますが、連絡無かったようで、久々にログインすると残高減っていてがっくりでした。

　最後に８月から導入された、MT4iを簡単に紹介します。これは、イギリスのMT4i.LLP社が開発したEAの１種で、MT４上で１クリック注文・決済でき裁量トレードに便利なツールです。これを国内で導入するのはFXトレード・フィナンシャルについで２社目になります。このMT4ｉを使用しているときの画面はこんな感じになります。↓

（MT4ｉの特徴）
Point1ワンクリックで即座に約定。
Point2　選択した通貨ペアのすべてのポジションをワンクリックで全て即時決済。
Point3　9種類の決済ルールを搭載。設定したpipsの利益が出たら決済、あらかじめリスク許容範囲を設定してそれを越した場合にストップロスの反対売買を執行すると言った設定や、予めグループを作成して、そのグループ内で同じ決済ルールを一度に執行する事が出来ます。
Point4　選択した通貨ペアごとの現在のポジション数、保有ポジションの平均レート、損益などが表示されます。
Point5　オートチャーティストのチャートパターン分析や、リアルタイムニュースをタブの切り替え無しに見る事が出来ます。

　　フォレックス・ドットコムの口座申し込みはこちら→→　FOREX.com MT4

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