２０１２年０９月１１日（火）のトレード

　１１日火曜の為替相場は、東京時間昼前にユーロドルは1.2794まで上昇しましたが、直ぐ戻りを売られ動きなしでした。しかし欧州序盤に独憲法裁判所のＥＳＭをめぐる報道を受けて、ユーロドルは1.2820ドルまで買い進まれその後、1.2770ドル前後まで押し戻されました。そして欧州後半にムーディーズが米国の来年度の予算協議で債務の対ＧＤＰ比率低下のトレンド示されなければ、格付け引き下げの可能性あるとして、ドル売りが強まりユーロドルは急反発しました。NY時間では米株の上昇に連れ、バリアオプションが観測されていた1.2825、1.2850ドルを相次いで上抜き、ストップロスを巻き込んで1.2872ドルまで急進しました。

　米国市場は、米国の追加金融緩和期待や欧州の危機対策の進展への思惑などから反発し、ダウ約4年8カ月ぶりの高値で終わりました。
　　　ダウ　　　　１３３２３．３６（＋６９．０７）　　ナスダック　　３１０４．５３（＋０．５１）
　米株市場では、買いが先行。翌12日にはユーロ圏の金融安全網である欧州安定機構（ESM）の発足をめぐるドイツ憲法裁判所の判断が下されるが、独財務相が同判決について前向きな見方を示し、合憲判断が下され欧州危機対策が進むことへの期待が高まりました。また米連邦準備制度理事会（FRB）が12、13日に開くFOMCを前に追加金融緩和策への期待が根強く、株価は一時100.05ドル高の13354.34ドルまで上昇しました。

　この日の私のユーロドル見通しは、「昨日のNY株式市場は下げて終わったので、今日の欧州株式・ユーロドルは最初は安くはじまるかな～、しかし今日も大きな経済指標はないし、多少下げても、また結局明日以降の材料待ちでレンジになるだろうから逆バリ対応かな。」と考えて臨みました。

　ユーロドルは、東京時間はちょっと落ちぎみでしたが、１５時半頃急に上げだしました。最初は理由わからす、少し経って独連邦憲法裁判所が「欧州安定メカニズムについての合憲判断を延期せず12日に発表する」との見解を示したとわかりました。しかしこの材料でどこまで上げる力があるのか判断つかず、買うことはできませんでした。
　30分程上げ続け1.280を越えましたが、昨日の高値までは行かないのではと思い、１６時過ぎに1.2806で売りました。その後一瞬高値越えしたものの勢いはなく、ガマンして落ちるのを待ちました。やがて落ちましたが下落も勢いがないので、1７時15分頃にＢＢ－２σに当たった1.2788で利確しました。(+18pip)
　そしてすぐ逆張りで1.2790でドテン買いです。今度は上げでＢＢ＋２σまで行くのを待ちました。上げ転換しましたが、途中で勢いがなくなったのを見て30分後に1.2803で一旦利確しました。(+13pip)　やがてドルが売られドル/円が下落を始めましたが、ユーロドルはどちらへ動くのか判然とせず様子見でした。
　しばらく見てるだけしかできない時間が過ぎましたが、２０時過ぎにちょっとだけ勢いつけて下落し、移動平均線割ってきたので、1.2784で売りました。そのまま落ちてくれないので、またじーっと下げを待つ時間を過ごしましたが、下げて、２１時前に戻して上げそうになったので、がまんできず1.2774で利確しました。(+10pip)
　精神的に疲れ、今日はこれでトレード終了と思いましたが、ただチャートはチラ見してました。２１時半過ぎからまた急に上げだし、２２時には1.2825越えまで急騰しました。ムーディーズの米格付け引き下げ可能性報道でドル売り優勢になり、ドルストレート上げ一色となったようです。
　トレード終了のつもりでしたが、ＮＹ株式開始時間後の動き見て、これは1.2850のオプションねらってくるなと思い、２３時半ごろ1.2829で買いました。1.2852で決済指値してましたが、約20分後に約定しました。(+23pip)　これで本日終了です。

・ＦＸ結果
　　１ショット　５万通貨
　　計４エントリー　ユーロドル　　+６４pips　　

・バイナリーオプション結果
　　１ショット　０．８万円
　　ユーロドル　　　２戦１勝１敗　　±０円


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