２０１２年０９月２１日（金）のトレード

　２１日金曜の為替相場は東京時間には、アジア株高でリスク志向が高まりユーロドルは1.300まで上昇しました。欧州時間に入ると戻りを売られ1.2956まで下落しましたが、中東勢のユーロ買いや欧州株高でストップを巻き込み、ユーロドルは一気に1.3047まで上昇しました。しかしその後ギリシャのトロイカ調査報告の延期の可能性が伝わり、今度はユーロドルはストップ売りを巻き込み1.2960台まで下落しました。欧州当局者から同報道が否定されユーロ売りは一服、そしてNY序盤には米系欧州系の買いで再度ユーロドルが1.3043まで上昇、と上下に振れました。NY株市場は上昇で始まったものの徐々に上昇幅を縮小したことが重しとなり、ユーロドルも上値を切り下げて1.2980と往って来いで終わりました。

　米国市場はまちまちでした。
　　ダウ　　　１３５７９．４７（－１７．４６）　　　ナスダック　　３１７９．９６（＋４．００）
　ダウ平均は買いが先行しました。欧州当局が来週にもスペイン救済策を発表するとの期待で、ダウ平均は一時50.17ドル高まで上昇。しかし第３金曜日でオプションや先物の決済日が重なる「クアドプルウィッチング」に当たり、ダウ平均は引けにかけて上げ幅を縮小しマイナス圏に転落しました。

　この日の私のユーロドル見通しは、「昨日のNY株式はあいかわらず粘って落ちない。今日は特に目立つ指標はなし。ユーロは今週は月曜から4日下落基調だが、最後の今日も落ちるか？しかし米株下げないし、欧州発の悪材料出ない限りリスクオフになりにくいので、多少の反発があってもおかしくない。動きをよく見るしかないな～。」と考えて臨みました。

　ユーロドルは東京時間の午前はレンジのように見えましたが、午後に入るとアジア株そして日本株の上昇に連れジリ上げてきました。昨日とは逆に移動平均線がサポートになりそうでしたので、今日の高値を上抜いた13:22に1.2983で買いました。その後ゆるやかに上げ14時半ごろ止まった様に見え、金曜なので日本株はお決まりの手仕舞い売りで引けへ下げればユーロも連られるかもと思い、14:40に1.2993で返済しました。(+10pip)
　欧州時間は上げか下げかの見極めができず様子見でしたが、16:25過ぎに移動平均線を割って長陰線を出したので、下か！と思い16:29に1.2970で売りました。しかしその後の下げの勢いは弱く、市況ニュースをみても米系の売り観測とだけで要人の発言でも無いようでした。下げ止まりでレンジになると判断し、16:45に1.2961で決済です。(+9pip)　
　そしてドテンで1.2965で買いました。7pip程上げてまた落ちましたが、安値更新まではいかないので保持で様子見でした。再度上げだし、突然急騰し始めました。1.3000を一気に越えたので、あ、これはストップロス買いを付けたと思い、余裕もって落ち着くまで待ちました。中東勢の買いという市況だけで急騰理由ははっきりしません。ユーロドルは1.3025付近でちょっと揉んだ後1.3050手前まで行って止まり、この節目は越えそうも無いと思い、18:03に1.3040で返済しました。(+75pip)
　そしてすぐ1.3038でドテン売りです。急騰なので、少なくともさっき揉んだ1.3025あたりまでは反落があると考えました。下げて、下げ止まり見えた18:30に1.3028で決済しました。(+10pip)
　その後はユーロはジリ下げでした。しかし、今日は十分と思い手は出さず、切り上げ終了しました。　これまでの経験から、もうちょっと取ろうと頑張ると損して利を削るだけなので、ある程度勝ったら勝ち逃げする事が大事と理解しています。

・ＦＸ結果
　　１ショット　５万通貨
　　計４エントリー　ユーロドル　　　+１０４pips　　

・バイナリーオプション結果
　　１ショット　０．８万円
　　ユーロドル　　　ノートレード

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タグ：FXトレード