２０１２年１０月１５日（月）のトレード

　１５日月曜の為替相場は、東京では米短期筋のクロス円売りでユーロ円が101.02円、ドル円も78.32円まで下落しました。ユーロドルはユーロ円安や株安で1.2891まで下落。しかし欧州時間に入るとユーロ円の反発や欧州株高からユーロドルは上昇。スペイン、ギリシャ懸念の後退観測が強くなり、ユーロドルは1.2978まで上昇しました。ただ戻りを売られ、ＮＹ時間には1.2929まで下落しました。その後ダウ平均が一時100ドル超高となったことを手がかりに買戻しが進みましたが、買い一巡後は再び押し戻されるなど頭が重くなりました。1.2950で終わり先週末値と変わらずでした。

　米株市場は上昇でした。
　　ダウ　　　１３４２４．２３（＋９５．３８）　　　ナスダック　　３０６４．１８（＋２０．０７）
　ダウ平均は買いが先行。予想より強い9月小売売上高の結果を好感しました。またシティグループの堅調な7-9月期決算の内容を受け、金融セクターに買いが広がったほか、これまで大きく売られていた半導体セクターにも買いが入りました。指数は引けにかけ一段高となり、ダウ平均は一時108.81ドルまで上昇しました。

　この日の私のユーロドル見通しは、「先週末のNY株式はまちまち。ダウ平均は上昇に陰りが出てきた。ユーロは日足をみると１．２８～１．３０５の間でレンジに入ったようだ。朝のロイターで、ソフトバンクが米携帯電話３位のスプリント・ネクステルを買収することで同社と大筋で合意したといっている。今日はこの影響でまた円安になるか？　それとIMF・世銀総会明けでの影響がでるかどうか。欧州時間には、ユーロドルはレンジの中間位置にいるので、上げても下げても不思議ではない。序盤の動きをみて方向を判断する。指標は21:30の米・NY連銀製造業景気指数と米・小売売上高に注目。あとは米シティグループ決算発表でNY株にどう影響あるか。」と考えて臨みました。

　東京時間には、早朝にギリシャ政府筋の「同国政府とトロイカの協議はすべての議題が未解決」との発言が伝わり、楽観論が後退、ユーロドルも1.2891まで下落しました。下落後はレンジになったので、欧州時間に入ってユーロドルどちらに動くのか様子をみました。15:15分ぐらいから上昇し始め、レンジを抜けて、BB＋２σのラインにへばりついて上げる動きになったので、16:05に1.2925で買いました。欧州株が買い先行で始まり、ユーロも5分足で陽線が連続し、こうなるとなかなか落ちないので、次の節目1.2950は超えるだろうと思い、1.2952で返済指値です。16:48に成りました。(+27pip)
　その後はやや押しましたが、再度上げ、高値更新してきたので、17:23に1.2956で買いました。こういうときのユーロのチャートは、若干の押しを入れながら、階段状に上がっていく形を作ることが多いので、上げを待ちました。1.2968あたりで一旦反落しましたが、押しは弱いのでもう一段上げると睨んで動きを待ちました。19:30ぐらいから再上昇し、次の節目1.2975を越えました。その付近で動きがとまったので、20:28に1.2973で売り返済です。(+17pip)
　ユーロはピークからゆっくり落ちる動きとなり、反落かレンジになりそうだったので一旦休憩にしました。
　NY株市場開始前から、再度チャートみましたが、ユーロは移動平均線の下でレンジになってました。9月小売売上高の結果とシティグループの決算がよく、ダウ平均は買い先行で開始。しかしすぐ弱含みとなり、ユーロも下がってきました。ただ勢いがないので売る決心がつかず。結局1時間眺めて終了しました。

・ＦＸ結果
　　１ショット　５万通貨
　　計２エントリー　ユーロドル　　＋４４pips　　

・バイナリーオプション
　　１ショット　０．８万
　　計３エントリー　　２勝１負　　　＋８，０００円

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