２０１２年０９月１２日（水）のトレード

　１２日水曜の為替相場は、東京時間にはユーロドルは独裁判所の合憲判決期待で一時1.2883まで上昇、ややリスクオンに傾きました。欧州時間に入ると序盤にユーロスイスが急落し、これに連られユーロドルは1.2816まで大幅下落しましたが、独裁判所が合憲判決と伝わると、すぐに反発し1.29まで上昇し大きく上下に振れました。その後バリアオプションが観測されていた1.2900ドルを上抜け、5月11日以来の高値となる1.2937まで上昇しました。NY取引時間帯に入ると、材料出尽くして利益確定する動きが広がり、ユーロドルは1.2876まで下押ししました。もっとも13日にFOMCの結果公表を控えて様子見気分が強まり、中盤以降はユーロドルは1.2895付近で揉みあいに終始しました。

　米国市場は、小幅に上昇しました。
　　　ダウ　　　１３３３３．３５（＋９．９９）　　　ナスダック　　３１１４．３１（＋９．７９）
　米株市場では、買いが先行しました。独憲法裁判所が一定条件下で欧州安定メカニズム（ESM)と欧州財務協定の批准を認める判断を下し、これを受けて欧州債務問題懸念が後退、ダウ平均は一時５０ドル高まで上昇しました。上値では利益確定売りがでたものの、翌１３日のFOMCでの追加緩和期待が相場を下支えして、ダウ平均は13333.35ドルとほぼ5年ぶりの高値を更新して終了しました。

　この日の私のユーロドル見通しは、「昨日のNY株式市場上げユーロも高値圏維持している。今日は注目の独憲法裁判所の判断があるので、その結果出るまではレンジ相場だろう。裁判所の結果で、上下どちらに動くかよく見たい。流れが出れば、欧州時間午前中ぐらいはその方向へ動くとみて攻める。午後からは、今度はまた次の材料のＦＯＭＣ待ちとなって様子見かな。ＮＹ時間も、よほどの材料出ない限り小動きだろう」と考えて臨みました。

　ユーロドルは、東京時間は狭い範囲の動きでした。欧州時間序盤はレンジと考え、少し落ちた１６時２５分頃、レンジの逆張りで1.2857で買いました。ゆっくりとしか上がらず、１７時の独裁判所の判決時間が迫ってきたので、１７時５分前に一旦1.2870で利確しました。(+13pip)
　１７時過ぎに、いきなりユーロが急落し始めました。グイーンと一気に落ち、この値動きはストップロスを付けた動きだと思ったので、ある程度落ちたら急反動で上がる場面ありと読んで、1.2828で買いました。1.2816ぐらいまで落ちましたが、次は逆に一気に上げたので、動きをみて1.2864で利益確定です。(+36pip)　1分ほどの保有でした。その後また落ちましたが次第に上がり始め、本日の高値越えて1.290タッチまで行きました。
　それから少し落ちましたが、「独憲法裁判所が条件付でＥＳＭ批准を承認した」と伝えられており、流れは上だと判断し1.2880で押し買いしました。そして少し上げた後また元に落ち揉み合いになったので流れが出るのを待ちました。１８時４０分頃から、再度上げてきて1.290越えてきたので、次の節目1.2925ぐらいはいくだろうと思い、1.2928で決済指値して様子をみました。その後順調に上げ決済されました。(+48pip)　1.2937まで上げて揉み合いとなったので休憩です。
　欧州時間の午後は、オランダ議会選挙の結果で多少動くかもしれないが様子見だろうと思いました。ユーロは連日の上げで、移動平均線と値段との乖離幅の開きが相当大きくなっているので、午後は垂れてくるかなとも思い、チャートをチラ見程度でした。
　ユーロドルは次第に落ちてきて、２０時４５分ごろに1.2900割ってきました。しかし私は、今日はもう十分取ったと思い、やる気なしで眺めるだけでした。もうあまり動かないなと思って２２時前に終了しました。
　翌朝、チャートを見ましたが、予想通りNY時間は小動きに終始したようです。

・ＦＸ結果
　　１ショット　５万通貨
　　計３エントリー　ユーロドル　　+９７pips　　

・バイナリーオプション結果
　　１ショット　０．８万円
　　ユーロドル　　　３戦２勝１敗　　＋８，０００円

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タグ：ＦＸトレード